行かなければ見えない景色がある
フィールドに根ざした問いと探求
行かなければ見えない景色がある
フィールドに根ざした問いと探求
現代社会ではデータから
あらゆることが
分かると思われがちですが、
自ら足を運び、
自分の目で見ることでしか
得られない
発見が
フィールドにはあります。
そのようにして身体化された知が、
時に全く新しいことを
生み出すヒントになり、
信念になり、原動力になる。
イノベーションは
知識からは生まれない。
様々な行き詰まりが
目に見え始めた今こそ、
発見の喜びを起点に、
泥臭く行動を起こすことに
意味があると
私たちは信じています。
文化人類学に基づく独自の方法論
文化人類学に基づく独自の方法論
ideafundは、
東京大学の文化人類学研究室
出身者によって立ち上げられた、
文化人類学を社会で
応用するための機関です。
文化人類学では、
フィールドワークを通じて
世界中の文化を研究します。
ideafundでは、
生活者ひとりひとりの
購買行動や心理、
あるいは従業員の
行動原理や価値観もまた
“文化”であると考え、
文化人類学の見地から
アプローチします。
私たちが重視するのは、
表層的な知識を得ることではなく、
深く、多面的で、手触りのある
“インサイトideafund”を得ることです。
文化人類学の調査手法を、
遠くにある伝統的な
社会の研究だけでなく、
私たちが暮らす
現代社会に応用することで、
人や組織についての
深くホリスティックな理解が
可能になります。
文化人類学の学術的な調査は
1〜2年間を要するため、
ビジネスにそのまま
適用できるわけではありません。
ideafundでは、
文化人類学的な調査の特長を
活かしながら
ビジネスで求められる要件に
応えられるよう、
独自の方法論を開発してきました。
クラシックな
エスノグラフィーだけでなく、
ビッグデータを
フィールドに見立てた
“データのエスノグラフィー”や
デザイン思考を取り入れた
ワークショップを
組み合わせながら、
プロジェクトの成果を
最大化します。
徹底的な現場主義
ideafundは徹底的な現場主義です。
現場で得た身体的な知見があってこそ、
抽象的な議論が意味を成す。
この考えをベースに、フィールドに出て
人や組織や街を参与観察する、
“エスノグラフィー”を実践します。
イノベーションは机上の検討や整形された
データからではなく、
身体性を伴う“インサイト”から生まれる。
分析から総合へ
観察して得られた発見は、
“分析”ではなく、“総合”する。
分析とは書いて字の如く
切り分けていって
その正体を突き止めること。
しかし今の時代に重要なのは、
要素分解ではなく、
現実が全体として
どのような様相を成しているかを、
捨象せずに掴む力。
ideafundでは、
総合的思考によって発見どうしを結びつけ、
解釈していきます。
新しい事業を始めるとき、
組織を改革するとき、
改めて自分たちやお客さまを見つめ直すとき
────
わからないことに対峙するとき、
一抹の不安はあるものです。
しかし、その先に希望がある。
眼前に広がる現実という大海原に、
一緒に漕ぎ出しましょう。