大川内 直子

 

大川内 直子代表取締役社長

東京大学卒業。同大学大学院より修士号取得。専門分野は文化人類学、科学技術社会論。

大学院では、大学における知の創造とその特許化・商品化のプロセスを研究。ペプチドリーム株式会社・東京大学TLO・東京大学エッジキャピタル等の調査協力のもと、修士論文『産学技術移転の人類学的考察』を提出。

学術活動と並行して、ベンチャー企業の立ち上げ・運営や、米大手IT企業をクライアントとしたマーケットリサーチなどに携わる。これらの経験から、人類学的な調査手法のビジネスにおける活用可能性に関心を持つ。大学院終了後、みずほ銀行にGCF(Global Corporate Finance)コースで入行。大手通信会社グループに対するコーポレート・ファイナンスに従事。

2018年株式会社アイデアファンドを設立、代表取締役社長に就任。その他、国際大学GLOCOM主任研究員、昭和池田記念財団顧問など。

著書に『アイデア資本主義 文化人類学者が読み解く資本主義のフロンティア』(実業之日本社)。

主要業績一覧

 

太田 哲也

 

太田 哲也アンスロポロジスト

早稲田大学文化構想学部、東京大学大学院総合文化研究科修士課程(文化人類学専攻)卒業。

在学時の研究テーマはミュージアムにおいて知がモノ化していくプロセス。展示や保存、教育といったミュージアム活動において今日広くみられる民族との協同的アプローチを題材に、そのプロセスに動員される人やモノ、知識の絡まり合った動態を描こうと試みた。修士論文「生きられた博物館 ー協同展示制作、土着的キュレーションに関する博物館人類学的考察」(2015年)。

アイデアファンド入社後は、文化人類学的アプローチによる各種リサーチ業務に従事。当たり前で平凡にみえる光景をじっと観察することで、人がよりよく生きられるための気づきをビジネス領域へ提供したい。

 

木村 忠正顧問

立教大学社会学部メディア社会学科教授

1964年生まれ。
東京大学教養学部卒。東京大学大学院より修士号取得。ニューヨーク州立大学バッファロー校大学院人類学部よりPh.D取得。
国際大学グローバル・コミュニケーションセンター(GLOCOM)、東京都立科学技術大学、早稲田大学、東京大学などを経て2015年4月より現職。

専門分野はネットワーク社会論、デジタル人類学・社会学。日本における人文社会科学からのインターネット研究の草分け。
官庁・自治体の各種委員、ビジネスとの共同研究も多く、定性・定量を複合させるハイブリッド・メソッドにも積極的に取り組んでいる。
主な著書に、『デジタルデバイドとは何か』(2001、岩波書店)、『デジタルネイティブの時代』(2012、平凡社)、『ハイブリッド・メソッド』(2018、新曜社)など。

2018年6月、当社顧問就任。

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笹川 アナマリー

 

笹川 アナマリー顧問

1981生まれ。カナダ出身。

University of Victoria文学部卒。Simon Fraser University大学院環境情報研究科より修士号取得。

東京大学総合文化研究科文化人類学(国際人材養成プログラム)博士課程後期。
日本と中国で旅行業を経て現職。

専門分野は日本女性の生活と日経企業のグローバル展開。 外資系企業および日系企業に対するコンサル経験あり。

阿由葉 大生

 

阿由葉 大生リサーチャー

1986年メキシコシティ生まれ。

東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了、同博士課程在学中。専門分野は、技術の人類学、リスクと不確実性の人類学。

大妻女子大学・社会情報学部非常勤講師(「社会統計学」担当、2014年4‐9月)、日本学術振興会特別研究員(DC2)(2015 ‐2017年)を経て、現在、国立民族学博物館にて共同研究「確率的事象と不確実性の人類学」(2015‐2019年)、インドネシア科学院・地域資源研究室にて保険の人類学的調査(2016 ‐2019年)に従事。

主な業績に、2015年「‘地域情報化’の形成過程:地域SNSにおけるデザインの人類学」『社会情報学』3(3)、2016年「字幕の評価とキャプションのリテラシー」『字幕とメディアの新展開 多様な人々を包摂する福祉社会と共生のリテラシー』柴田・吉田・井上(編著)青弓社、など。

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